コラム 筆洗 から考える 運動人口の減少について
走ることを習慣にしている作家の村上春樹さんにも「今日は身体…
走ることを習慣にしている作家の村上春樹さんにも「今日は身体が重いなあ。なんとなく走りたくないな」という日があるそうだ▼そういうとき、村上さんは自分に言い聞かせる。自分は好きな時間に自宅で仕事ができる。満員電車に乗ることや退屈な会議に出る必要もない。それを思えば、1時間程度走るのはなんでもないことではないか。「僕はもう一度自らの志気を鼓舞し、(略)比較的すんなりと走り出すことができる」▼この「志気を鼓舞する」というのが難しい。ランニングやウオーキングを日課にする人なら経験があるか。走りたくない、歩きたくない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/445830?rct=hissen
このコラムでは、ウォーキング・散歩の人口減少が、2020年と比べ減っていると。その原因は、SNSや動画視聴時間の増加、夏の極端な暑さが原因ではと、だから走るのに気持ちいい季節だから、もう一度、走り出そうと。
私の肌感覚では、そんなに走る人減ったかな・・・むしろ、天気を気にせず、動画を視聴しながらルームランナーや、膝などに負担がかからない運動、たとえばヨガ、オンラインヨガなどにシフトしたのではないかと。
そこで、ChatGPTに調査してもらった。2020年といえば、ちょうど、コロナに入る直前。そっか、そこで生活様式が変わったんだと、はっとした。でも、運動人口は変わっていないようだから、外を走るというランニングスタイルが減ったのは、コロナを契機とするオンラインを使った生活スタイルの変化(たとえばオンラインヨガなど)と高齢化による運動スタイルの変化に起因するのかな・・・
■いま分かる“整理図”
メディア(動画)時間:↑(特に若年層で顕著)
公正取引委員会
歩数(屋外の歩き):↓(10年で有意に減少)
厚生労働省
スポーツ参加(週2回以上):長期↑/2024年は前回比↓
笹川スポーツ財団
屋内運動:↑の傾向報告あり(厳密比率は限定)
笹川スポーツ財団
高齢化:継続的に↑(2025年で29.4%)
総務省統計局
でもでも、もしかして、コロナを契機に経済格差がますます広がって、結果として、運動をしていない層が拡大したのではと思い、ChatGPTに調べてもらった。経済格差と運動格差に相関があるみたい。結局、日本のGDPが下がったりしていることに起因するなら、少子高齢化のうねりはそう変えられないだろうから、まずは今の経済を立て直すことが、結果として運動できる余裕につながるのかなと。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| ① 経済的格差 | コロナで非正規雇用や自営業者の所得が減り、スポーツジム・教室費用の支出を抑える動きが増えた。 |
| ② 時間的格差 | 在宅勤務が可能な職種は運動時間を確保しやすく、対面職種では逆に疲労・長時間労働で余裕が減った。 |
| ③ 情報格差 | SNSやアプリを活用できる層(デジタルリテラシー高)ほどオンライン運動に移行できた。 |
| ④ 居住環境格差 | 郊外や地方では公園やフィットネス施設が少なく、また外出制限の影響が長期化。 |
| ⑤ 健康格差の固定化 | 基礎疾患・高齢・うつ傾向などで活動が減った層がそのまま固定化。 |
結果、「運動習慣を持つ層」はむしろ維持・強化し、
「持たない層」はさらに運動機会を失ってしまい、格差が拡大した形です。


