トイレの歴史 和式洋式の是非
朝日新聞、読者コーナーで、公共トイレの和式やめて洋式のみにするかという意見の場。
そもそも、なぜ、日本は和式トイレがスタンダードになり、欧米では洋式トイレがスタンダードなのかという疑問、こういうのはChatGPTに聞くに限る!
「トイレの和式・洋式の違い」は、食文化における箸とナイフ・フォークの違いにも通じる、生活文化・建築様式・衛生観念・身体観などの複合的な背景があります。以下に、日本と欧米のトイレ事情の歴史的背景を比較しながらご説明します。
🌾 日本の和式トイレの歴史的背景
- 農耕文化と肥料の再利用
日本は長らく農耕社会であり、人糞(し尿)を「肥やし」として再利用する文化がありました。
そのため「汲み取り式便所」が広く使われ、しゃがんで用を足す「和式便器」が合理的だったのです。
- 木造家屋と水の使用制限
木造建築が中心だったため、室内で大量の水を使う「水洗式」は危険(腐敗・火災リスク)でした。
和式は構造が単純で、壊れにくく掃除もしやすいため、長らく重宝されました。
- 身体動作としての「しゃがむ」文化
床に座る生活様式(畳・正座・あぐら)が中心だったため、しゃがむ姿勢に慣れていたという身体文化の影響もあります。
🏛 欧米の洋式トイレの歴史的背景
- 古代ローマの水洗トイレ文化
ローマ帝国時代にはすでに公共水洗トイレ(ラトリーナ)が存在していました。
水道や下水道インフラが整備され、「流すトイレ文化」が都市部で根づいていたのです。
- 椅子の生活様式と「座る」トイレ
欧米では中世以降、椅子に座る生活が基本であり、トイレも椅子型の便座が自然でした。
宮廷では「便座付きの椅子(コモードチェア)」が使われることも。
- 衛生思想とプライバシー概念の変化
19世紀には感染症対策から水洗式トイレの普及が加速。
上下水道と連動した「室内トイレ」の整備により、座って使用するトイレが標準化しました。
なるほど!トイレそのものが、生活スタイルや文化などによって影響されて生み出されたのであれば、日本が生み出したウオシュレットも現代文化のひとつ。そう考えると、トイレの形もどんどん変わっていっていいのではないかと。和式を伝統文化として大事にする必要があるなら、そういう伝統的なものとして別枠にすればいいように思えますし、生活の中でどうしても必要であれば、公共のトイレにも和式を導入するのか、そのためにどの程度の税金を使うのか優先順位を決めて議論すればいいかなと思います。


