(漢字そぞろ歩き) 「パンダ」を漢字でどう書くか
和歌山県の「白浜」は、かつては温泉と海水浴場というイメージだったが、ここ30年あまりはパンダが町の主役だった。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92744430R21C25A1MY9000
とっても面白い記事でした。
1930年代、英語名を中国語に変換し、それを左から書いたところ、当時の人たちは「横書き」の文章を右から左へと読むのが普通だったので、パンダ舎の前に左から右へと書かれた「猫熊」を、多くの人が右から左へ「熊猫」と読んだ。それがやがてパンダの名称として広く定着したとのこと。
そういう経緯だったんですね。ネットで調べると、猫熊も熊猫も出てくる。
ちなみに、古代からパンダはいたでしょうから、中国でなんと呼ばれていたのかなと調べると・・・やっぱり中国は広い、いろいろな名称で各地で呼ばれていたようですね。
古代の呼び名
貔(ひ): 『書経』に記載があり、「獣」として登場する。
白羆(ひ): 『毛詩』に見られ、「白」と「羆」という言葉が使われる。
食鐵獸(しょくてつじゅう): 「鉄を食べる獣」という意味で、パンダが鉄を食べるという伝承から、この名がついた。
貘(ばく): 李時珍の『本草綱目』に「貘」と記述されるが、これは現代のバクとは異なる。
貉(かく): 『獣経』に登場する。
白豹: 『爾雅』の注釈に見られる。パンダと混同された可能性がある。


