表紙に躍る「エビデンス」

刊行7倍、コロナ契機 育児もデータにすがる

書名や目次などに「エビデンス」という単語を含む本の刊行点数が急増している。先人の主観的な体験談よりも、客観的な根拠に基づいて判断を下そうとするデータ重視の姿勢がみてとれる。半面、情報源を十分に精査せずにエビデンスを信じてしまうことへの危惧も強まっている。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO95612000S6A410C2MM8000

かつてはエビデンス本の大半が医療従事者向けの専門書だったようですが、エビデンスという言葉が力を持ったきっかけは新型コロナ禍で、エビデンスという単語の検索量を数値化すると、20年が突出して多いとのこと。

それ以降、25年に刊行された一般向けのエビデンス本200冊をワードクラウドで分析すると、目に付くのは「教育」「子ども」「保育」「受験」などの育児書や教育書、健康にいい生活習慣や食事法を説く書籍のほか、ビジネスパーソン向けの自己啓発書などに散見されるとのこと。

理由は、コロナ禍では、感染対策やワクチン接種を巡って情報が錯綜、連日メディアやSNSで連呼された。

子育て等は、子育て世代の孤独、周囲に相談できないうえに、親世代の知見は古くて頼りにならないからと。

私の経験からの推察だと、インターネットで様々な情報を入手できるし、海外の情報も入ってくる。コロナ禍では、政府の言うことだけを信じるのはリスクが高かったですしね、アベノマスクに学校一斉休校など、初めて経験することばかり、そうなると、根拠を求める、だからエビデンス。子育ても同様で、情報があふれている、自分の子どもにあった教育法をその中からみつけないといけない、だからエビデンス。仕事も健康も同じ、たくさんの情報の中で自分にあったものを見つけるためにエビデンス。でもでもでも、自分や自分の子どもって、唯一無二、同じものはない、だから自分や自分の子ども以外で出されたエビデンスをもとに判断するのは少し危険かも、参考程度ならいいけど。最近そういうことを考えることが多いですね。しかも、エビデンスの集計の仕方って、その作る側の意図も反映されやすいと聞く。AIの回答が同じ思考になるのと同じかも。

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