点検・日本の格差(中) 機会の平等政策の軸足に
日本はおそらく、現在の主要先進国の中で貧富の格差が最も小さい国のひとつである。こういうと多くの日本人は驚くかもしれない。しかし様々なデータがその可能性を示唆しており、本稿ではその根拠を示し、含意を導いてみたい。
世界で「富裕層の富裕化」に大きな関心が集まっている。2003年に仏経済学者ピケティが、上位所得層に全所得の何%が集中しているかを表す「上位所得シェア」の概念を打ち出したのが、その始まりだ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO95167790T20C26A3KE8000
興味深かったのは、
・昨日の記事と同様に、日本の格差は諸外国に比べて小さいということ。
・ただ、その調査をする前提で、金融所得の把握が、国のほうで一括したデータ化されていなくて把握できなかったとのこと。
・税制の源泉分離ということも影響している。今後の給付付き税額控除についても金融所得の把握は大きな課題とのこと。
だから、ここに、マイナンバーの必要性があるんですね。
・でも、わかる範囲で調べると、資産価格の上昇は日本でも富裕層の富裕化を引き起こしている
やはり・・・昨日の給与ベースだと、30年間の格差は固定化されているものの広がってはいなかった、しかし、土地・株式のキャピタルゲインを含めると、格差は広がっているとのこと。
実感ベースと一致しました。でも、2019年の数値をみると米国が19%、韓国が16%などで、8%の日本はほぼ最低水準にあるので、諸外国に比べると、格差は小さく、スーパーリッチが少ない。
でも、スーパーリッチが少ないという事実は卓越した稼得能力を発揮する個人が少ないことを意味する。日本には新たな価値を生み出す創造的なリーダーが少ないともいえる
なるほどな~
だから、だれもが創造性を最大限に発揮し、リーダーになる道が開かれている環境が必要だ。


